1.センター試験数学1Aの受験準備の手始めとして、「受験生ならこれは知っておきたい」という基本的・標準的なタイプの問題を集めました。
・問題ごとのテーマを明記し、何を学ぶための問題なのか受験生が明確にわかるようにしました。
・問題ごとの標準解答時間も明記しました。センター試験は時間に比べて問題数が多いので、標準解答時間以内に解くことを目標にして下さい。
・受験勉強を始めていきなりセンター試験レベルの問題に取り組むのは、多くの受験生には無理でしょう。本書で「受験数学の基本的な考え方」を身につけるのが得策でしょう。(急がば回れ?)
・センター試験はその分量・時間になれる練習が必要です。本書ではその練習は不十分なので、本書をやり終えた後、黒本(注)のようなセンター試験と同一形式の問題集を解くことを強くお薦めします。
注。センター試験用の模試の過去問をまとめた問題集が大手予備校や出版社から出ている。表紙の色から、河合塾のは「黒本」、代ゼミのは「白本」、駿台のは「青本」などと呼ぶことが多い。旺文社も白で、Z会は青のはずだけど、あれは何と呼ぶんだろ? ベネッセのは何色だ?
・私大入試の受験準備の手初めとしても最適です。私大はマーク式・客観式(答の数値を書くだけ)の問題が多いですから。(top)
2.問題を精選し、全部で80題にとどめました(数Aは2分野をやればよいので、実際は70問ほどです).さらに3コースの学習計画表を載せましたので、自分の学力、勉強する時期に応じて効率よく本書を勉強する目安になります。
・学習計画表は「標準コース」、「じっくりコース」、「特急コース」の3コースです。
◎標準コース・・・6単元(下記参照)を1ヶ月以内でこなす。夏休み・2学期などお勧め。
◎じっくりコース・・・6単元を2ヶ月程度でこなす。特に数学が苦手だという人にお勧め。教科書を見直したりしながらでもこの程度のペースは十分こなせるでしょう。
◎特急コース・・・6単元を2週間程度でこなす。基本的な知識を短期間に確認するためのスケジュール。12月以降や冬休みなどにお勧め。
ただし、上記で「6単元」と言っているのは、センター試験数学1Aを受験するのに必要な
◇数学1の4単元(2次関数、個数の処理、確率、三角比)、
◇数学Aの『数と式』、
◇数学Aの選択1つ(数列、平面幾何、計算とコンピューター、のいずれか)の合計6単元を指します。
・200題以上載せて「これだけやれば力がつく」などという問題集は、それは事実であるとしても、せっぱ詰まった高3生・浪人生には無理でしょう.ですからこれぐらいの問題数がちょうど良いと思うんだな。
・旧版では夏休みの1週間で仕上げたという猛者も少なくない。この改訂版でもそれは十分可能です。(top)
3.センター試験の数Aの選択問題の中では、点数の取りやすいコンピューターの問題も載せました。
・センター試験レベルの問題集はともかくとして、本書のレベルの問題集でコンピューターまで扱っている類書は私は見かけません。コンピューターがどんな問題なのか本書に当たってみて、これなら解けそうだと思うなら、教科書と黒本などで本格的に勉強すると良いでしょう。
・数学1Aのコンピューターは、違和感がなければ、選択するのをお勧めします。(top)
4.本書は80題の問題に対し、138ページの詳しい解答をつけました。
・受験生が自習できるには詳しい解答が必要です。解答のコンパクトな問題集は見やすいとは言え、数学が得意な生徒以外には使えませんね。
・問題冊子と解答冊子が切り離せる(こういうの増えたなぁ)ので、「解答を見ずに解き、解答を勉強するときは問題も同時に見られる」という便利さです.さらに解答を補う側注を各ページにつけ、より理解しやすい解答になっています(これも当たり前になった)。側注は見やすいように、見開きの外側に配置しました(実はこういうのは本書ぐらいしかない)。(top)
5.本体価格714円は、1000円以上の問題集が多い中、類書に無い安さです。
・1000円ほどする問題集がホントに増えたよね。問題集は他の教科も合わせれば何冊も必要になりますから、それは辛いぞ。
・他社はコスト削減のためにわら半紙に刷ったり(ひどいね)、輪転機を使ったりしてるところもあるんだけど(これはすごい)、うちはなんでこんなに安いんだろ?(top)